iPhoneが憎い!憎くてしょうがない!!
Android派の僕がiPhoneを憎むようになった訳
妻がガラケーからiPhone5に買い替えた。
3年もAndroidを使っている僕を差し置いて。
それはいい。
そしてiPhoneの設定とかは僕の役目になるのだが、
最初は所詮iPhone5。神機と呼ばれた僕のHTC J butterfiyに比べればおもちゃみたいなもんさ。
そう思っていた。
しかしiPhoneを触る度にiPhoneへの憎しみが増していった。
その訳は・・・
①Googleマップがスルスル動く
左Android、右iPhone Androidは作画がいまいち遅い
なんてこった!Google謹製のアプリだぞ!
これがあるからAndroidを使っていると言っても過言ではないと言うのに。
iPhoneだとGoogleマップがスルスルと動くこと動くこと!
Androidでマップを素早く動かすとカックンカックンして地図描写までにワンテンポ遅れて表示される事がよくある。
iPhoneでも描写までにワンテンポ遅れる事があるがフワッって感じで作画されるので全く気にならない。
むしろそのフワッと感が気持よくて何度もスクロールさせてしまう自分がいる。
憎い!iPhoneが憎い!
僕のHTC J butterfiyだって決してマシンパワーが劣っているとは言えないのに。
なんでGoogle先生はiPhone向けのGoogleマップをこんなに最適に作りこむんだ。
もっと手を抜いてガックンガックンにしてやればいいのに・・・
②3Dゲームアプリが難なく動く
「フロントラインコマンド」とか「アスファルト8」の3Dゲームアプリで遊んでいるのだが、時々勝手にスローモーションになったり、ある分岐にさしかかるとゲームがフリーズしたりしていた。
なにげにiPhoneで同じゲームをダウンロードして遊んでみたら・・・
何この爽快感!
まるで別のゲームのようにサクサク動く動く!
ゲームの3D表示がグルグル動きまくり!
Androidだとこれまたカクカクしていたのが気持ちいいくらいにゲーム内の3D人物や車がスイスイ動く。
それにゲーム開始までのロード時間がメチャ短い。
Androidだとボケ~と待っていたのにiPhoneだとチョット待てばすぐにゲームが始まる。
そして分岐でゲームがフリーズする事もなく非常に快適にゲームが進んで行くのだ。
ぐぬぬ・・・
もちろんiPhoneでも3D描写が多い場面ではスローモーションになってしまう事もあるけれどAndroidに比べると格段に少ない。むしろゲーム内の演出かと思うくらい気にならない。
に憎い・・・こんなに快適な表示をするiPhoneが憎い
もうゲームはiPhoneでしかやらなくなってしまった・・・
③文字入力がしやすい
QWERTキーボード方式で入力しているのだが、ソフトキーボードでの文字入力はどうしてもやりにくい。
そこで僕は butterfiy にATOKを入れてキーボードのサイズを自分の手に合うように設定して使っていた。
「フフフ、これぞAndroidの醍醐味。IMEを入れ替えて自分好みにカスタマイズして使いやすくできるのじゃ」
と一人悦に入っていたのだが・・・
iPhoneで文字入力してみたら
メチャ入力しやすいじゃないか!
いや、ソフトキーボードだから入力しにくいのは変わらないのだが、狙った文字が的確に入力できる。
適当に打ってもなぜか思い通りの文字がタッチできている。
おいおい、これならIME変える意味ないじゃん!
負けた・・・こんな基本的な動作ですらiPhoneに負けているのだ・・・
ATOK有料なのに・・・お金払ったのにiPhoneの標準装備に負けるなんて・・・
憎い!!iPhoneが憎い!
金返せ!!←これはちょっと違うか・・・
④アクセサリーがいっぱいある
いままで見て見ぬふりをしてきたのだが、スマホコーナーにiPhoneのアクセサリーがありすぎる。
もう面白すぎる小物がiPhone専用でところ狭しと飾ってある。
「へ~、こんなのあるんだ。あ、これカワイイ~」と我が妻が目をキラキラさせながら見て回っている。
憎い・・・iPhoneが憎い・・・
ここ数年見たこともないような目の輝きを妻にさせるiPhoneが心底憎い!!
iPhoneコーナーにいる妻の心のなかは今、iPhoneでいっぱいである。
横に立っている僕のことなど微塵にも考えていない。
そっとその場を去りAndroidのアクセサリーコーナーへ向かい butterfiy 用のアクセサリーでも探そうとするが
僕の butterfiy もう保護シートさえ売っていないやん!
iPhoneなら4のアクセサリーでさえ売っているというのに・・・
⑤iPhoneあるあるに参加できない
妻の友達もみんなiPhoneである。たまにみんなで話したりするのだが会話がiPhoneの話になっていったりする時がある。
「iPhoneってこう言うときXXだよね~」
「あ~、そうそう~あるある~」
とか言う会話に入っていけない。
「iPhoneってこんな時どうすればいいの?」
と疑問系の会話が出てくると「あ、それはね・・・」と答えてあげようとするのだが
別の妻友が
「あ~、それってこうすればいいじゃん」
「あ、そっか~」
とあっさり疑問が終了してしまう。
iPhone体感的にみんなつかいこなしてんじゃん!
ぼくが「Androidではそう言う場合ね・・・」とか言おうものなら
その場がシラ~っと凍りついて妻からの
「空気読め(#゚Д゚)ゴルァ!!」目線を浴びてその場を立ち去るしかないのだ・・・・
憎い!操作で悩まないiPhoneが憎い!!
ぼ、僕も妻友と「あるある~」ってキャッキャしたいぞ・・・
⑥最近妻の態度が冷たい
なんか人生相談みたいになってきたが
妻がガラケーを使っていた時には「ほらAndroidってこんな事もできるんだよ」
と見せてやると「わっ!スゴイ!そんな事できるんだ!」
と感動の眼差しで僕を見つめていたものだが、
iPhoneを手にした今。
その頃の妻はもういない。
しかもより快適に!!
むしろiPhoneの裏ワザを僕に自慢してきたりして。
僕が「AndroidだとiPhoneには無いウィジェットとかインテントとかの機能もあるんだよ」
と力説してもなぜか薄笑いを浮かべ「フッ」とか言って僕を蔑んだ目つきで見つめてくる。
その目つきは・・・
信者だ!信者の目つきだ!
妻はiPhone信者になってしまったのだ!!
たとえAndroidのほうが優れている機能もあったとしてももはや眼中に無い。
世の中の全てのスマートフォンなど存在しないに等しい。
iPhone以外全く興味無いのだ!!
いくら他の機種の説明をしても右から左へス~っと抜けているのだ。
それなのにiPhoneの悪口でも言おうものになら烈火のごとく怒り出す!
ゲームしようと僕がiPhoneを手に取ると
「あたしのiPhoneに触らないで!」と奪い返される
もう妻は僕の手を握ってはくれない。
その手の中にあるのはiPhoneなのだ。
もう妻の目に僕は映っていない。
その目に映るのはiPhoneのホーム画面なのだ。
僕は憎い。iPhoneが憎い。
僕から妻を奪っていったiPhoneが憎くてしょうがないのだっ!
iPhoneよっ!妻を!僕の妻を返せっ!!